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マイナビ看護師で保健師の求人を探しましょう! 保健師の求人と転職

保健師の教育についてが、今回のテーマです。

皆さんの職場には保健師学校の学生さんが実習に来ることはありますか?

そして、最近の看護教育、保健師教育についてどう思うでしょうか?

ここでは私なりに、考えてみました。

保健師の教育…資格を取るまでの道のり

保健師の教育には幾つかのパターンがあります。

保健師になるには3年生の看護専門学校か短大を出てから1年間の保健師養成学校での学びを経て、保健師国家試験受験資格を得るというパターン、4年生大学で看護師+保健師の教育を受け保健師と看護師の国家試験受験資格を同時に得るというパターンがあります。

『「看護師の基礎教育修了者が入学して保健師としての専門教育を受ける」=看護基礎教育への積み上げ方』と『「看護師と保健師の教育を同時に受けるタイプ」=看護基礎教育の中での同時並行型』がある訳です。

私のような30代後半の世代ですと、断然「積み上げ型」の保健師が多いです。

4年生の看護学校はとても少なかったですから。

平成元年に12校だった看護系大学数は毎年増え続け、平成25年にはなんと211校もあるそうです。

保健師の教育…最近の動向

保健師の教育と最近の動向についてです。

私の職場(田舎の市町村)にも毎年、近くの看護大学の学生さんが実習に来ます。

看護大学ですので、上記の「同時並行型」です。

そうなると生じてくる問題があるのです。

それは「保健師になりたくない人も実習に来るので、学生さんによりモチベーションが違いすぎる。やる気のない学生さんもいる」ということです。

率直な実習を受け入れる側の実感としての感想であり、他の職場でも聞かれる声ではないでしょうか?

また、看護大学が増えたことで保健師の実習を受ける人が増えたため、受け入れ先がないという問題も生じています。

そのため、自治体によっては各学校あたりの受け入れ人数を定めている所もあるようですね。

以上のような問題から、平成21年に保健師助産師看護師法が改正され、保健師国家試験受験資格は大学の卒業要件から外すこととなり、保健師教育は選択性となったのです。

平成25年には選択性をとる学校は8割に達しているそうです。

看護大学の卒業要件が看護師国家試験受験資格だけとする学校も出てきているそうです。

大学を出ている=保健師資格を持っている・・・ではなくなったのですね。

保健師の教育について、私が思うこと

保健師の教育に対して、最近私が個人的に思うことがあります。

ここ数年、市町村や企業の保健師は特定保健指導に力を入れなければならない傾向にありますので、人にわかりやすく教える力、教育する力が必要になってきています。

なので、もっと「教育学」とか「プレゼンテーション能力」を保健師も学ぶ必要があるんじゃないかなあと思うんです。

もちろん体のメカニズムも知る必要があるので医療の知識もある程度は必要ですけど、保健師養成の課程とすると臨床実習のような教育はもう少し少なくてもいいのかなあと思います。

でも、保健師の資格は看護師資格が必要なので、看護師の資格を取るのに臨床実習は必須ですよね。

新卒で保健師になったとしても、看護師として働くことになる人もいるかもですしね。

国の方でも看護協会でも、看護教育のあり方というのは議論されているようだけど、一時期、保健師の養成課程を6年制にするなんて話もありました。

6年間学校に通っても、保健師になったらそんなに収入はよくありません。

まさに「ハイコストローリターン」ですよね。

保健師になろうとする人が減っちゃうのではと思いました。

6年制はさすがに導入されないことになったようですが。

看護教育も日々変わってきています。時代の流れに遅れないようにしなければ・・・と思います。

話は変わりますが、もしあなたが転職を検討しているのであれば看護師転職サイトに相談をしてみてください。

保健師についての転職情報も、多数取り扱っているはずですよ!

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