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マイナビ看護師で保健師の求人を探しましょう! 保健師の求人と転職

保健師の地区担当制についてのお話をしましょう。

最近、厚生労働省から示されている保健師の活動指針が改定されましたね。

そこでは「地区担当制の重視」が示されています。

市町村保健師の皆さん、皆さんの職場では地区担当制ですか?

保健師と地区担当制、私の身の回りでは

保健師の地区担当制について私の身の回りを見ると、私の勤務先の周辺の市町村では地区担当制を用いているところが殆どですね。

地区担当制と業務分担制の併用というのが多いでしょう。地区での個別ケースのフォローや地域での健康教室などは地区担当で対応し、成人保健や母子保健等の業務も担当制にするというものです。

でも、地区担当制をどの程度重視しているかという点では、市町村間でかなり差があるのではないかと思います。

例えば母子の場合は新生児訪問は要フォローケース以外は非常勤保健師や助産師が担当していたり、発達に関するフォロー教室に参加する子のケースワーク等々です。

私の勤務先でも新生児訪問は第2子以降の要フォローケースはパートの助産師さんに委託しています。

また、教室参加の子は母子保健担当者で担当しています。

保健師の地区担当制は、重視されるべき

保健師の地区担当制は重視すべきだろうと私は思っています。

その理由の一つが災害時に地区を把握できていないと困ると思うからです。

これは厚生労働省で地区担当制の重視が示されている理由の一つでもあるようですね。

東日本大震災のような災害が起こった時、紙ベースでのケース記録は埋もれてしまうかもしれませんし、PC端末からみられるようなデータは壊れてしまうかもしれないですよね。

そんな時、地区の住民についてのデータは保健師の脳だけが頼りになるかもしれないからです。

私はまだまだその域に達していませんが、私の職場の先輩保健師の中には、まさに「生き字引」というか、「生きるデーターベース」のようか方がいます。

新しくあがってきたケースについて、「どこどこの〇〇さんなんですが知らないですよね」と言っただけで、「ああ、その家はお祖母ちゃんが介護しててどうこうだよ」とか、「昔かかわったことがあるから知ってる」と把握しているんです。

保健師と地区担当制…生きるデータベースを目指して

保健師の地区担当制でベテランの人がいれば、災害があった時、要援護者のデータベースが見られなかったとしても、その保健師が「どこどこの〇〇さんは家に一人でいるかも」とか「この地域は独居のお年よりがたくさん居るから心配」とかいうことがわかるのではないでしょうか?

保健師が一人いることで助かる命がいくつもあるのかもしれません。

でも、そんな風に地区を把握することは、データを読みこんで丸暗記するわけにもいかず、日々の地区担当制による支援をしていくからこそできるものでしょう。

そう考えるとただ単に「地区を持ってます」だけではダメですよね。日常的にきめ細やかな保健師活動をすること、それが大切ですね。

私も「生きるデーターベース」を目指して努力しないといけません。

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